改善(カイゼン)シートを活用し会社をどんどん良くする

集客方法・ノウハウ

私が売上アップのコンサル契約をしたお客様には、持っているノウハウを全て提供しています。

ただ本で仕入れただけの知識や、机上の空論を話したりしません。

実際に試して結果が出たものだけを提供しているのです。

お客様を目の前に連れて来て、商品を買ってもらう方法などは、プラチナ会員以上限定の究極のメールセミナー【いなだ塾】で話しています。

このメールセミナーと個別コンサルをしながら、実際に広告やHPを修正したりすることで、社長や2代目社長に私の全てのノウハウをお伝えすることができるのですが・・・

それ以外にも社員のモチベーション管理というのも気を使っています。

売上をアップさせるために、大事なのが社員(パート、アルバイト)です

ここに目が行かないと数字だけでしか会社を見ない経営者やコンサルになります。

それでは、利益が出ても人が辞めていきますからね。

仕事がら、モノゴトを数字で見すぎる税理士事務所など特にその傾向にあります。

社員や人件費はコストではなく資産

ここに少しでも早く気づく事が継続的に会社が成長するポイントです。

改善シートを導入しましょう

あんまり、ブログなどで具体的な手法を公開するのは嫌なのですが、最近、相談が多いので会社を良い方向に変える方法を一つ公開します。

記事タイトルにも、見出しにも書いているから分かるでしょうが、社員のモチベーションや教育、会社を更に良くするために改善シートの導入をお勧めします。

こういった名詞があるわけではなく、私がそう呼んでいるだけです。

要は、

社員の意見を聴くこと、現場の意見を聴くことから始めてください

ということ。

これはある程度の規模以上の会社にお勧めしますが、改善(カイゼン:kaizen)というのは簡単に言うとPDCAです。

その中で最も大事なものは「Cのチェック」なのですが、その「C」も誰がするかが大事。

会社の中には色々な業務があります。

そしてポイントのとして


●一般社員にしか気づけないこと

●係長にしか気づけないこと

●課長にしか気づけないこと

●部長にしか気づけないこと

●ある部署にしか気づけないこと

●経営者しか気づけないこと

があるのです。

次のポイントが、気づいても言わない人がいること

だから、この2つを解消するだけで会社は良くなります。

良くなるにはPDCAの「Aのアクション」をする必要がありますが、「A」をする、しないの前に、「C」の仕組み作りが会社にとって大事です。

インターネットマーケティングを使った売上アップであれば、「C」はすぐにデータで出ます。

しかし、社内の問題など「アナログ」的な問題は「C」の仕組みが必要なんです。

そこで役に立つのが「改善シート

導入は簡単です。明日からでもできます。


全社員が

週に1回でも月に1回でもいいので、改善した方がいい場所を指摘する(改善シートに書いて提出する)だけ

内容は些細なことでいいのです。

例えば、

・電話の配置を変えるとか、
・資料の起き場所を変えるとか
・空気清浄機を置くとか
・観葉植物を置くとか
・更衣室の掃除当番を決めるとか
・●●の業務マニュアルを作ったほうがいいとか

なんでもいいのです。

たったこれだけで、現場から会社に対する「C」が集まる仕組みができます。

ただし、導入に際して条件があります。

改善シートを提出した人に、

強制的にやらせないことです。

強制的にやらせることで、気づく人(有能な人)ほど仕事が増える事になります。

そうすると、意見を言わなくなる。

だから、「改善シートは指摘するだけでいい」とするのです。

また、改善シートを1枚~数枚提出するごとに、「100円」でもいいし、「感謝シール」でもいいので、何かしらモチベーションが上がる仕組みを入れましょう。

提出だけではなく改善を実施したのであれば、人事評価につけ加えるといいです。(気づいた人の中には自主的に改善する人もいます)

やっちゃいけないのが、会社のためを思って改善案を出したり、よく変えた人に対して、何も報いない事です。

社員は会社がこう変わってほしいと希望は持っていても、

社員に会社を変える義務はありません。

義務を押しつけるのはダメで、重要なのは社員に主体的に動いてもらう仕組みづくり

これが出来た会社は強いですよ。

経営者が何もしなくても、社員が問題を見つけて問題を解決してくれます。

人と人が絡む場所には必ず、行動心理が働きます。

改善しろ!!ではなく、改善したくなる環境を作る事が大事なんです。

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